
ゲイル・バックランドの新著『Who Shot Rock & Roll』は、「ロックのエネルギーや興奮、反抗心、そしてマジック」を巧みにとらえた写真家たちの作品を余すところなく紹介した一冊です。エルトン・ジョンからレッド・ツェッペリン、ビョーク、ジャニス・ジョプリン、ジェームス・ブラウン、そしてジョン・レノンまで収録。その時代の象徴となったアーティストたちの姿を捉えています。掲載された250点を超える写真には、初公開となるレアな作品も多数。ポートレート、ライブコンサート写真、舞台裏でのスナップ、スタジオ風景など、数々の写真がかつてない規模で収録されており、ロックの集大成ともいえる内容となっています。また、作品には、ロックンロール・フォトの第一人者ボブ・グルエンから巨匠リチャード・アヴェドン、鬼才デヴィッド・ラシャペルといった有名写真家の逸話を紹介するキャプションが添えられています。それらの逸話から、写真家たちの役割は"クリエイティブなコラボレーターであると同時に、精力的なジャーナリスト"だということが確認できます。
1955年から現在までを網羅したこの写真集について「この本は、音楽の世界へ通じる音のない窓のようなもの」とバックランドは形容しています。さらに彼女は「この写真集にはアーティストだけではなくファンたちを写した作品があります。彼らの表情は何もかもを超越したとしか言いようのないほど恍惚として輝いているのです。また野心に燃える若いミュージシャンのパッションや野望、そして不安を写し出した写真も収録されています。もちろん大衆から"神"と崇拝されるミュージシャンのポートレートも満載です」とその魅力を語っています。
写真集発売に際し、ブルックリン美術館では、来年1月末まで写真展が開催されています。その後、2011年まで全米各都市を回る予定とのことです。





















コメントを追加